網絡学習管理 明解C言語入門2 C programming 2 (3) Arrays 2

C programming 2 (3) Arrays 2

ハッカソン

ハッカソン(英語: hackathon 、別名:hack day ,hackfest ,codefest )とはソフトウェア開発分野のプログラマやグラフィックデザイナー、ユーザインタフェース設計者、プロジェクトマネージャらが集中的に作業をするソフトウェア関連プロジェクトのイベントである。

ハッカソン – Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/ハッカソン

国内最大級のITコンテスト「JPHACK 2016」のお知らせ
——————————————————————————

こんにちは!JPHACKS運営事務局です。

突然ですが、モノづくりを仕事にしたいと考えているデザイン系、情報系学生のみなさん、
こんなお悩みはありませんか?

・「学生のうちに、アプリやプロダクトなど何か一つ形にしておきたい」
・「ただ、自分は○○はできるけど、△△ができないから、Webサービスやアプリをつくれない」
・「同世代のデザイン系学生、情報系学生と競い合い、交流したい」
・「自分のスキルがどの程度のものか確かめたい。有名企業の社会人からレビューを受けてみたい」

そんなお悩みを解決すべく今回ご紹介させていただくのが、「JPHACKS 2016」です。

http://jphacks-civic.strikingly.com/

JPHACKS2016 エントリーの歩み:

  1. JPHACKS2016 エントリー
  2. JPHACKS2016 本エントリー
    1. URL: http://ubi.daiichi-koudai.com/ – ユビキタス・クラブ
    2. github: https://github.com/
  3. JPHACKS2016追加エントリー

前回の演習

  • 演習5-4(p115) List5-6を書き換えて、配列aの要素の並びを逆順にしたものをbにコピーするプログラムを作成さよ。
#include <stdio.h>
#define NUMBER 5

int main(void)
{
    int i;
    int va[NUMBER] = {15, 20, 30};
    int vb[NUMBER];
    
    for(i = 0; i < 5; i++) {
        vb[i] = va[NUMBER - i - 1];
    }
    
    puts(" va vb");
    puts("-------");
    
    for(i = 0; i < 5; i++) {
        printf("%3d%3d\n", va[i], vb[i]);
    
    }
    
    return(0);
}

 

二次元配列の宣言

配列には同じデータ型の値を要素として管理できますが、配列そのものを要素として持つ配列を作成することが出来ます。何次元でも出来ますがよく利用される2次元を例に考えてみます。

2次元配列の書式は次の通りです。

データ型 配列名[要素数1][要素数2];

配列と単に書いた場合は1次元の配列です。1次元の配列の場合は「配列名[添字]」でそれぞれの要素を表しますが、2次元の場合は「配列名[添字][添字]」で各要素を表します。

具体的には次のように記述します。

int seiseki[2][3];

seiseki[0][0] = 72;
seiseki[0][1] = 67;
seiseki[0][2] = 84;

seiseki[1][0] = 67;
seiseki[1][1] = 92;
seiseki[1][2] = 71;

2次元配列を使う意味を考えてみます。例えば6日間の運動した時間を管理するのではあれば1行に列挙して管理するのが便利ですし、3教科の成績を2人分管理するのであれば表形式で管理した方が便利です。成績と名前などのように2つの異なるインデックスを使って要素を特定した方が便利な場合には2次元配列が有効です。

なお今回は2次元の例でしたが3次元でも4次元でも可能です。その場合は次のような書式となります。

データ型 配列名[要素数1][要素数2][要素数3];
データ型 配列名[要素数1][要素数2][要素数3][要素数4];

3次元までは利用することもありますが、4次元以上の多次元配列ともなるとあまり利用する機会はありません。

二次元配列の初期化

二次元配列の場合でも宣言と同時に初期値を設定することが出来ます。次の書式を使います。

データ型 配列名[要素数1][要素数2] = {{値00, 値01, ...}, {値10, 値11, ...}, ...};

少し分かりにくいですが上記は次のように記述したものと同じです。

データ型 配列名[要素数1][要素数2];

配列名[0][0] = 値00;
配列名[0][1] = 値01;
...


配列名[1][0] = 値10;
配列名[1][1] = 11;
...

...

要素数2の配列があたかも1つの要素のように、要素数1の分だけあるような形で指定します。具体的には次のように記述します。

int seiseki[2][3] = {{72, 67, 84}, {67, 92, 71}};

この場合は次のように記述した場合と同じです。

int seiseki[2][3];

seiseki[0][0] = 72;
seiseki[0][1] = 67;
seiseki[0][2] = 84;

seiseki[1][0] = 67;
seiseki[1][1] = 92;
seiseki[1][2] = 71;

要素数を指定せずに初期化する

配列は宣言と同時に初期化する場合は要素数を省略できました。2次元配列の場合でも最初の配列の要素数は省略が可能となっています。

データ型 配列名[][要素数2] = {{値00, 値01, ...}, {値10, 値11, ...}, ...};

具体的には次のように記述します。

int seiseki[][3] = {{72, 67, 84}, {67, 92, 71}};

二次元配列のデータの利用

では簡単なサンプルプログラムを作成して試してみます。

test5-1.c

#include <stdio.h>

int main(void){
  int seiseki[][3] = {
    {72, 67, 84}, 
    {67, 92, 71}
  };
  int i;

  for (i = 0 ; i < 2 ; i++){
    printf("%d人目の成績です¥n", i + 1);
    printf("算数の点数は%dです¥n", seiseki[i][0]);
    printf("国語の点数は%dです¥n", seiseki[i][1]);
    printf("社会の点数は%dです¥n", seiseki[i][2]);
  }

  return 0;
}

上記を「test5-1.c」の名前で保存し、実行します。

演習

test5-1.cを修正して、科目ごとの合計点を求めてください。

出力例:

算数の合計点:289
国語の合計点:293
社会の合計点:292

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

CAPTCHA


Related Post

C programming 2 (1) GuidanceC programming 2 (1) Guidance

C言語プログラミングⅠの前期試験解説 試験後、解説が行われたので、質問があれば、答えする。 (質問応答は、日本語の他に、英語、中国語も可能!) C言語検定試験について http://www.sikaku.gr.jp/js/cp/ C言語を駆使した応用プログラムの作成能力を認定 C言語は、記述の自由度が高く、使用可能なプラットホームが多いなど、使用できる場面が多いことから、現在最も広く普及しているプログラミング言語です。このC言語のプログラミング能力の測定を目的に、1992年より開始されたのがサーティファイ 情報処理能力認定委員会が主催する「C言語プログラミング能力認定試験」です。 保有スキルのレベルに合わせた3段階の認定基準を設けることにより、これから新たにプログラミングの学習を始める方から、現在プログラマやシステム・エンジニアとして既に活躍されている高度IT技術者の方まで、幅広い皆様から受験いただいています。 初学者から、ビジネスシーンで活躍できるプログラマまで、幅広いスキルを測定 「C言語プログラミング能力認定試験」は、これからプログラミングを学び始める方を対象とした「3級」から、プログラマやシステム・エンジニアとして活躍されている方の保有スキルを客観的にアピールできる「1級」まで、幅広いスキルを測定しています。 特に「1級」では、実際にPCを使用して、プログラムの仕様変更やこれに伴うプログラミング作成(コーディング・コンパイル・デバッグ)を行う、極めて実践的な資格・検定試験として、IT業界でも高く評価されています。 基本情報技術者試験の午後の試験対策としても有効 「C言語プログラミング能力認定試験」の「2級」及び「3級」は、経済産業省認定「基本情報技術者試験」の「午後問題」の出題形式も意識して作成しています。そのため、「基本情報技術者試験」の学習と連動した活用も多く見られます。保有スキルのレベルに応じた級位取得を目標としていただくことで、C言語のプログラミング能力を高めるだけではなく、「基本情報技術者試験」の合格にもつなげていくことができます。 参考(3級出題範囲) 出題内容 定数 整数定数 10進定数、8進定数、16進定数 整数接尾語は符号無し接尾語(u、U)のみ […]

C programming 2 (2) ArraysC programming 2 (2) Arrays

配列 同じ型の変数が並んだものを「配列」と言います。C以外でも多くの高級言語に採用されている。 通常の変数は int num; のように型と名前を示して宣言しますが、配列ではさらに要素数を加えて以下のように宣言します。 int num[10]; 名前(上の例では”num”)が変数名で、それに続く[ ]内に示した”10″が、配列の要素数です。上記のように宣言すると int 型の変数が10個確保され その全体を“num”という名前で扱える ようになります。 配列の各要素は添字(またはインデックス)と呼ばれる番号で一意に指定できます。Cでは先頭が0で、1ずつ増加します。 配列の走査 配列の各要素に規則性を持った値を代入するには、forループを使うのが便利です。例えば、10個の要素を持つint 型の配列に、100・200・300……と100ずつ増加する値を代入する処理は、リスト1のように記述できます。 カウンタ変数iは0から1ずつ増加するので、その値を配列の添字に使い、同時に(i + 1)の100倍を添字で示す要素の値として代入します。 継続条件は「i < 10」となっているので、iが9になるまでループが繰り返され、10になったら処理をせずにループを抜けるので、配列のすべての要素に値が代入されます。 […]

C programming 2C programming 2

【授業の概要】 コンピュータプログラム開発言語の中で広く利用されているC言語をCプログラミング開発環境ソフト:CPad for Borland C++ Compilerを使った一人一台のPCを使い実習により学びます. 毎回問題に取り組み理解を深めます。復習問題としてプログラミング課題を出題する。 【授業要旨】 回数 題目 授業内容 学習課題 予習時間(分) 復習時間(分) 1 ガイダンス 学習目的 C言語プログラミングⅠの前期試験解説  C言語検定試験について 授業内容を復習する 30 60 […]